gruff のメンテナーになりました

RMagick が ImageMagick 7 に対応できたので、今度は RMagick を使用しているライブラリを見ていこうかとおもい、gruff のオーナーに連絡したら Contributor として招待していただきました。 とりあえず Rubocop を導入したので調教したりしながら、気長にや…

ImageMagick 7 に対応した RMagick 4.1.0 への移行方法

年始に転職して、現在は Repro株式会社 に所属しています。 昨日 ImageMagick 6 & 7 に対応した RMagick 4.1.0 をリリースしましたので、簡単に移行手順を書きます。 はじめに ImageMagick 6 と ImageMagick 7 が提供する異なる API インタフェースの差分を…

imagemagick formula のアップデート方法(備忘録)

RMagick が ImageMagick 7 に対応しそうなのだが Homebrew で提供されているバージョンだとビルドに失敗するので、アップデートをリクエストした。 やっていることは、ほぼ imagemagick@6 formula のアップデート方法(備忘録) - @watson1978 の日記 とおな…

imagemagick@6 formula のアップデート方法(備忘録)

ImageMagick がちょいちょい細かくバージョンを上げてくれるので、自分が使いたいバージョンにあげたときの作業ログです。 私が作業したのは https://github.com/Homebrew/homebrew-core/pull/40921 です。 Pull Request を作成するところで hub が使われる…

RMagick のメモリ使用量を改善した

【追記 2019/06/17】パッチを含んだ RMagick v3.2.0 がリリースされました。 RMagick を使用すると馬鹿みたいにメモリ使用量があがると言われ続けてましたが、修正方法の見込みがたちようやく直しました。 何が起きていたか RubyKaigi 2019 で登壇した際にも…

RubyKaigi 2019 で登壇しました。

RubyKaigi 2019 CFP を書いた - @watson1978 の日記 で応募した CFP が無事採択されたので、RubyKaigi 2019 で登壇してきました。CFP を採択、運営に携わったスタッフの皆さんに感謝です。 CFP にはエモいことを書いたりしましたが、RMagick がどう改善され…

Xcode を使って Ruby C 拡張ライブラリをデバッグ

RMagick のテストが通らないものを調べる際にどのようにデバッグしようかと思ったのですが、Debugging Ruby C Extensions in XCode - Emil Soman's blog に有益なことが書かれておりました。元の記事では Xcode 5.1 が使われていたので最新の Xcode のスクリ…